礼親王ダイシャンの子ショトと孫アダリはドルゴンに即位を請願する。ダイシャンを皇帝にするための謀略であった。ショトが「刀を借りて人を殺す(借刀殺人)」と言っているのは、粛親王ホーゲにドルゴンを告発させ、ドルゴンを反逆罪に処したあと、ホーゲを消しさる計画である。
しかし、ドルゴンは軽率な行動は慎めと彼らを𠮟責した。九皇子(フリン、順治帝)を擁立し、摂政として皇帝を補佐すると誓っていたからだ。
そこで、ショトとアダリは、陳橋の変の故事に倣って、泥酔したドルゴンに黄袍を着せる。が、ダイシャンに見透かされ、あっけなく逮捕される(tw)。
1)八旗旗王制の成立(杉山清美)より
2)清朝順治初期における 政治抗争とドルゴン政権(磯部淳史)より
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