2017年12月2日土曜日

メモ2017.12.02 「アメリカはなぜヒトラーヲ必要としたのか」←タイトルよくない、誤解を招く

P033-34 1932年11月6日に行われた国会総選挙で、ナチスは恐慌以来続けてきた快進撃に土をつけ、初の敗北を喫した。ナチスはなお第一党を維持できたものの34議席を失い、代わりに共産党が躍進して11議席増やした。特に首都ベルリンの選挙では共産党がナチスをはるかに上回り第一党になった。

危機感をつのらせたケプラークライスは、広く財界の重鎮たちに呼びかけて、ヒトラーを首相に任命するよう大統領に請願する署名運動を展開した。ケプラーやシュレーダーは計42名の有力な財界人に署名を求めたが、応じたのはその半数にも満たない20名に過ぎず、この試みは失敗に終わった。

P035 ヒンデンブルク大統領の、「ヒトラーを首相に任命する」との決断に、何が決定的な影響を与えたのかは定かではない。しかし、フリッツ・テュッセンやクルト・フォン・シュレーダー男爵、そして彼の背後に控えていたドイツ重工業界の首脳が、共産主義の脅威からドイツを救うためにヒトラー政権の誕生を望み、そのためにさまざまな画策を行っていたのは確かである。こうして1933年1月30日、ついにヒトラー内閣が誕生した。  

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