1)マルクス家系図 コーエン、ロスチャイルド、フィリップス、モンテフィオーレ(相互参照)との関係
2)マルクス家系図 ハイネとの関係
1) 2) 3)RSAのフェロー 4) 32:15~(相互参照)
3)ロンドンの五大商業銀行★と五大金塊銀行☆を創業・支配した一家族の婚姻関係(相互参照)
→『赤い盾』1.3 シャーロック・ホームズのロンドン(P42)
P42そしてネイサンは、切り札を使おうと心を固めた。ロンドンにロスチャイルド商会を開設して早くも二年後、イギリスのユダヤ人富豪リーヴァイ・コーエンの娘と結婚してしまったのである。
この婚姻がもたらしたものは、ただ大金持ちの持参金が入るだけの一時的な利益ではなかった。このときシティーの金融街を動かしていたもうひとつのユダヤ人の商家モンテフィオーレ一族(相互参照、tw)と閨閥が生まれ、ここにネイサンは金銀の地金を自由に入手できるようになった。
なぜならモンテフィオーレ家は、強敵ベアリング一族に金塊を運んできた「モカッタ・ゴールドシュミット商会」と婚姻関係を取り結んでいたからである。
4)シュピーゲル事件とドイツのロスチャイルド家
→『赤い盾』3.13 ベルリンは燃えているか(P928)
P928これまで系図を示さなかった詩人ハインリッヒ・ハイネ(1797-1856)、社会主義者の父カール・マルクス(1818-1883)、ヨーロッパ最大の電機メーカー「フィリップス」(相互参照(1、2))の創業者アントン・フィリップス、この三人のユダヤ人は、無数の姻戚関係によってフランクフルトのロスチャイルド家と閨閥をつくるひとつのファミリーであったことが明らかになる。
ここではそれをゴールドシュミット家との結びつきによって示すが、“フランス社会主義のセックスと嘘とビデオテープ”(系図37)のマルクス家は、『資本論』の原点が当初からロスチャイルド家にあったのである。
ソ連の共産主義の崩壊、それは共産党官僚機構の崩壊にすぎないものであって、これからのロシア帝国については別の視点が必要であることをわれわれは知っている。
次の怪物がこの系図に見える。鉄道王ジェームズの屋敷になぜ詩人ハイネが出入りしていたかという理由も、この系図が明らかにしている。
→『赤い盾』3.2 オリエント急行殺人事件(P432)
鉄道王として君臨してきたジェームズは、小説家エミール・ゾラ(1840-1902)が『金』(1891)と題する作品のなかでモデルとして描くほどの大実業家となっていった(tw)。当代随一の躍動的な画風で名声を博したフランス人画家オラース・ヴェルネは『スマラへの道』と題する絵画で鉄道王ジェームズをモデルに、ひと財産を背負い、小脇に金目の箱を抱えて逃げるユダヤ人を皮肉たっぷりに描いてみせた。
P433ここまでの系図には、太っ腹のネイサンをロスチャイルド家のシンボルとして示してきたが、これからたびたび描く系図には、この姿のジェームズ・ロスチャイルド(1792-1868)にも登場してもらうことになろう。いかなる意味か、人間とは。吟遊詩人ハインリッヒ・ハイネ(1797-1856)は、こう謳いながら、腕をジェームズ・ロスチャイルド(1792-1868)の肩に乗せていた。
いずこより来たりて、いずこへ行く。
金色に輝く星に住むのは誰か。
絶えず波がざわめき
風が吹き 雲が流れ
星が冷たく輝き
病人は答えを待っている。
→『赤い盾』P536
詩人ハイネが、ブルジョワの代表者ギゾー首相(任期1847.9.19-48.2.23)から秘かに年金を貰っていた(tw)ことが発覚し、フランスで大きな問題となったことがあった。
→赤い盾』3.5 フランスの支配者"二百家族"(P529)
共産主義の父マルクスが詩人ハイネと親しく交流し、当のハイネはフランクフルトのゲットー以来ロスチャイルド一族であった。ハイネはジェームズ・ロスチャイルドの家に入りびたりながら、時として苦悩すればマルクスのもとを訪れて話し込んでいた。
マルクスの本拠地はパリだったからである。やがて財閥ロスチャイルドと共産主義者マルクスが、ユダヤ人という世界で親密に触れ合い、そのメカニズムがそっくりソ連に移され、クレムリン経済の内部を構成してしまったのである。
4.1)フランス社会主義のセックスと嘘とビデオテープ
→『赤い盾』3.1 死刑台のエレベーター (P421)
P421今村昌平監督の『黒い雨』が、一九八九年五月のカンヌ映画祭に出品された(tw)。全世界が原子力産業に疑いの目を向けた時期に製作され、内容は広島への原爆投下後の物語を扱う重厚なもので、映画祭の観客を魅了しつくした。
グランプリの最有力候補と目されたが、世論がこの社会問題に鋭い発言を寄せ、多くの市民が世界の各地で取り組みを見せている絶好の公開時期だっただけに、今村監督にとってはまことに時機が悪かった。
商業映画の世界で王座につくフランシス・コッポラが、このときカンヌ映画祭の審査委員長という大役からおりてしまい、本人は栄光に傷がつく事態を避けたのである。
この委員長は、どちらへ転んでも歩が悪かった。『黒い雨』にグランプリを与えれば、黒い手が背後から伸びてくる。故意に選外へ落とせば、コッポラの良識が疑われるからである。
このような状況のなかで、授与式の当日、五月二十三日には、急遽引っ張り出されたヴィム・ヴェンダースという人物が審査委員長をつとめ、グランプリは『セックスと嘘とビデオテープ』という不可解な小品に与えられた。
5)『資本論』の著者カール・マルクスの大財閥
→『ロマノフ家の黄金』1.30 マルクスと巨大財閥(P146)
P146マルクス自身は、ここに示す広大な系図15のなかを泳ぎながら、身をもってヨーロッパ大財閥を体現していたようである。母方のいとこの息子アントン・フィリップス(★⑥)は、わが国では松下コンツェルン生みの親として銘記されなければならないが、ヨーロッパ最大の電機メーカー「フィリップス」の創業者であった(相互参照)。
オランダのユダヤ人アントン・フィリップスは、ラパロ条約を結んだAEG創業ファミリーのラーテナウ外相(系図10)と協定を結び、バクーのソ連支配者レオニード・クラーシンに取り入ったことで知られている。このフィリップスに資本を投下したのがロスチャイルド家であった(★②)。
日本人に身近な話をすれば、松下電器産業がハリウッドの大手映画会社MCA(ミュージック・コーポレーション・オブ・アメリカ)を買収し、ソニーに続いて日本人がハリウッド乗っ取りに動き出した、と騒がれたこともあったが、ハリウッドを生み出し、今日もその人材を掌握しているロスチャイルド財閥にとって、松下の金の流れは、ごく自然な自分の手のなかの動きにすぎないものであった。
ただ、それを勘違いすると、結局は「買収したが何ひとつ日本人には手の出せないハリウッドであった」という落胆の言葉を吐きながら、惨めな撤退のラベルを貼られてしまう。ハリウッドはハリウッドであり、その本家は、あくまでもカール・マルクスの資本論の奥深くに隠れている。
マルクスの結婚相手は、イェニーことヨハン・ヴェストファーレン(★④)という女性で、こちらはかつてのヴェストファール家から成りあがった新興貴族だが、新興とは「大金を持っているので上流社会に認知された」ということを意味していた。
従来のマルクス伝記でこれらのことがほとんど語られていないのは不思議だが、妻イェニーの腹違いの姉の家系は、母方のおじが大蔵大臣フェルトハイム(★①)であった。このおじさんは、間違っても共産主義者などという危険な思想の持ち主ではなかった。
(マルクスとは直接関係ないので、林千勝さんは、触れていませんでしたが)ロバート・コーエン(ネイサン・ロスチャイルドの妻ハンナ・コーエンの兄弟ジョセフ・コーエンのひ孫)は、ロイヤル・ダッチ・シェル誕生(1907)とユニリーヴァー誕生(1929)の仕掛人。
6)世界最大の食品会社ユニリーヴァー誕生
→赤い盾』3.8 オードリーヘップバーンの謎(P664)【関連リンク】
しかし、次の見開きに示す系図57のように、実在したのである。
シェルとユニリーヴァーを育てたイギリス人コーエンは、父方・母方ともにロスチャイルド家という純血の“赤い盾”一族であり、世に言う“ユダヤ人”ではなかった。世界最大の食品産業もまた、ロスチャイルド家の植民地支配によって誕生した帝国だったのである。
そしてコーエンがこの食品大合同を成し遂げることができた理由は、この系図の中断右寄りの部分に示される通り、オランダのマーガリン帝国を築いたヴァンデンバーグ・ファミリーのひとり、ドナルドが一九一三年に挙げた結婚式にあった。
その新妻の名をノラ・サミュエルといい、ほかならぬマルコーニ事件の郵政大臣、そしてパレスチナ高等弁務官となったハーバート・サミュエルの姪であった(上巻の系図15と系図41参照)。
ユニリーヴァーをつくったオランダのヴァンデンバーグ家もまたユダヤ人であり、そのユダヤ人というのがまたロスチャイルド家だったのである。仕掛け人コーエンと大臣サミュエルが、従兄弟という仲…
マーガリン帝国を築き、巨大食品チェーン店セインズベリーを全英に店開きさせ、リーヴァー・ブラザースを取り込む資金を持っていたのがロスチャイルド家のほかにないことは、自明の理であった。
それでもこの答えは、イギリスで最大の謎として最後の最後まで残る正体不明の怪物であった。やがて足許のアジアに戻り、オランダの歴史に手をつけ初めて解き明かすことのできた貴重な系図である。
1)2022.04.16 26:00~ヴァンガードとブラックロックとは?(tw、tw、tw、tw)【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第13回「最強の国を乗っ取ったシオニスト、ナショナリズム駆逐の100年計画」[桜R4/4/16] youtube
2)2022.05.21 09:24~岸田首相、シティ演説(tw、tw、tw)、16:24~イスラエル建国の父(tw)、1:02:57~カール・マルクス(tw、tw)、1:19:26~パンデミック条約(tw)【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第14回「歴史に目覚め覚悟を決めるには、“ユダヤの王”の力を認識せよ!」[桜R4/5/21] youtube
3)2023.09.16後半 18:46~ロバート・ケネディ・ジュニア証言(tw、参照)、29:03~パンデミック条約(tw、tw、tw)「今そこにある危機~WHOでカムフラージュされた世界支配の策謀」【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第30回nicovideo→移行
1) 2) 3)
・表現者クライテリオン11月号(参照)